肝硬変の重篤度

肝硬変の重篤度は、I期〜X期に分けられます。
I期が最も軽く、X期が最も重い状態です。

 

I期: 前駆期で、多幸性、易恕性(いどせい)があります。
   軽度の錯乱(さくらん)状態、睡眠リズムの逆転があり、
  羽ばたき振戦は、軽度に出現します。
   脳波異常は(−)です。

 

U期: 切迫昏睡の時期で、異常行動が見られます。
    見当識の低下、睡眠量増加が見られ、羽ばたき振戦もしばしば出現します。
    脳波異常は(+)です。

 

V期: 昏迷期で興奮やせん妄状態を伴うことがあります。
    意識レベルの変化や、嗜眠(しみん)状態が見られ、
   羽ばたき振戦もしばしば出現します
    脳波異常は(+)です。

 

W期: 痛覚刺激に反応がありますが、意識消失状態で昏睡です。
    羽ばたき振戦は欠如、脳波異常は(+)です。

 

X期: 痛覚刺激に無反応で、深いこん睡状態になります。
    羽ばたき振戦は欠如、脳波異常は(+)です。